音読の秋

早いもので11月になりましたね。
秋も深まってまいりました。
食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋、いろんな顔がある秋、真っただ中ですね

皆さんこんにちは。
洛和デイセンターリハビリテーション音羽の「ぼん・きちえもん」です。

今月のウエルカムボードは、『スポーツの秋 到来』ですが、晩秋に向け、読書の秋ならぬ『音読の秋』はいかがですか? というお話をします

ある日のこと…。
「あっ、そうそう。○○しなくちゃっ」と仕事中にふと思い、立ち上がり、(おそらく)目的地に。
「あれっ??なんやったっけ???
これを見ていたある利用者さん。
「なに忘れたん!! まだ早いでぇもとの場所に戻ったら思い出すんと違うか?」と絶妙なアドバイスをくださいました
元の場所に行ったけど、なぁんにも思い出せず…気になる。あぁ~気になる!と思いつつも、いつまでも立ち止まるわけには行かず、「まっいいか! また、思い出すよねぇ~」と安易な結論。

それから、時が経ち…帰られる間際に、その利用者さんから「思い出したかぁ」と一声。
一瞬なんのこと??? となり、「いえ、まだです」と答えるまで数秒。
「しっかりしいや!(笑)」と私の肩をたたいて帰られました。
忘れただけでなく、忘れたことすら忘れてるありさま。なんと情けない…

そんな私。
『大人の音読』の効果を読みました
音読。懐かしいですね。小学生のころ、毎日宿題に出ました。
今は、脳トレとして、推奨されています。
文章を目で追うだけでなく、声に出して読むことで、体は視覚と聴覚を使い、さらに口を動かす動作も加わり脳に多くの刺激が与えられ、脳の働きが活発になるそうです。
また、声を出すことで、ストレスの発散にもなり、声帯周りの筋肉も鍛えられ誤嚥(ごえん)防止にも一役買うようです。
ポイントは4つ

  • 普段より早めに読む
  • 好きな文章を読む
  • 1回10分程度
  • 立って読む(立つことで足を使い脳への刺激がアップ!)

脳トレの一つとして、『大人の音読』を取り入れました。
まだ4回目で自分自身で効果を実感できずにいますが、限られた時間ですので、『詩』を読んでいます。
金子みすずさんだったり、茨木のり子さんだったり。
book
今のところ、物珍しさもあり、良い感じの反応です。たぶん…

長くなりました。
そんなこんなで、秋の夜長は、黙読より、『音読』がおススメ!
皆さんも、私と一緒にいかがですか?

by ぼん・きちえもん