貯筋の話

新緑が目にまぶしい心地良い季節から、梅雨にボチボチ突入しますね
夢のような10連休も、随分前のことのようですね…

こんにちは。
洛和デイセンターリハビリテーション音羽の、ぼん・きちえもんです

暑さ慣れしていないこの時期、ぐんぐん上がる気温についていけず、体調を崩したり、熱中症になる方も多いようです
こまめな水分補給はもちろんのこと、腸内環境も整えることがポイントとなってきます
腸内環境を整えるには、発酵食品が良いようです。
毎日3食の中に1品ずつでも、摂取を心掛けてみてくださいね

それでは、今回は「貯筋」の話をしたいと思います。
使うとなくなるのが「貯金」
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使えば増えるのが「貯筋」
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欲しい物があった時に、貯金があれば買うことができます。
貯金はゆとりでもあります。
筋肉も同じです。
いざというときのために貯筋しておくと、万が一突然病気やけがで入院してもゆとりがある分、今までの生活に戻りやすくなります。

50歳くらいから、特に運動もしないと年0.5%くらいは筋肉が落ち、70歳であれば10%は落ちるといわれています。
でも、体重は落ちなぁーーーい!!
なんで??? それは減った分、脂肪に変わり、霜降り状態になっているからだそうです。
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ガーーーン!!! ですね

若い頃は、勝手に筋肉がついてくれたような感じですが、年を取ると自分で努力して筋肉をつける必要があります
いつまでも元気で自立した生活を送るためには、筋力持久力柔軟性などの要素が必要で、特に重要なのが「脚筋力」です。
太ももの筋肉(大腿四頭筋)は、歩行やいすからの立ち上がりなど、日常生活で最も必要な筋肉であり、加齢とともに一番落ちやすい筋肉でもあります。
膝伸ばし・太もも上げ・いすの立ち座り・太もも後ろのストレッチ・つま先上げ・踵上げなどが
効果的です
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もちろん、食事も大切です
食事でよくいわれるのが「タンパク質を取りましょう」「いろいろなものをバランス良く」などですね。
1日のタンパク質の必要摂取量は、70歳で70~90g。
肉や魚に多く含まれますが、食べづらい人は、卵や豆腐で消化の良いタンパク質をおすすめします
簡単に済ませがちな朝ご飯や昼ご飯に、卵や乳製品、野菜、果物など、1品増やすことから始めてみてはいかがでしょうか
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有酸素運動も貯筋には有効です
心肺機能が低下すると、あまり動きたくないと思い、やる気が低下します
いすに座って、足踏みするのも有酸素運動です。
「1・2・1・2」と声を出して、腕を振ってリズム良く行ってみましょう。
1回30回程度を目安にしてみてください

自他共に認める三日坊主の私ですが、思い出したらまたやって…と続けてます。
さあ、皆さんも、貯筋生活を一歩踏み出してみませんか

by ぼん・きちえもん