夏バテしない生活習慣を!

こんにちは、洛和デイセンター桃山です

世の中は、新型コロナウイルス感染症の第5波が猛威を振るい、感染予防を行いながらの自粛生活が続いています

でも怖いのは、新型コロナウイルス感染症だけではありません。

年々、暑くなる夏を元気に乗り切るため、夏バテをしないよう生活を整える事が大切です

夏バテの主な症状
〇食欲がない
〇体が重い、だるい
〇頭痛
〇むくみ
〇やる気がでない
〇めまいや立ちくらみがする
〇下痢や便秘など消化不良を起こしている
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夏バテは、体温を一定に保とうとする自立神経の働きが乱れることが大きな原因です
一方で、熱中症は、高温多湿等が原因で体温調整機能ができなくなり発症します。

夏バテの主な原因
①温度差による自律神経の乱れ
気温が高い屋外と、冷房の効いている室内との寒暖差を繰り返すことで、自律神経の働きが追い付かず体調不良を招きます。

②水分不足
夏は体温を下げるために、大量の汗をかきます。
そのため、適切な水分補給が行われないと水分不足になってしまいます。
水分が不足すると血液やリンパの流れが滞ってしまい、頭痛や食欲不振、体のだるさなどの体調不良を招きます。

胃腸の乱れ
自律神経は内臓の動きもコントロールしているため、乱れると胃腸の働きが低下します。
夏は冷たいものを飲食しがちですが、胃腸が冷えると働きが悪くなり、食欲不振、便秘などの消化不良を起こします。

④睡眠不足
暑さで眠れない日が続くと睡眠不足になります。
睡眠不足になると、自律神経の働きが乱れます。

夏バテ予防~生活~
水分を取る
成人では1日1~1.5ℓの飲み物が必要とされています。
それ以外に、運動や暑さで汗を大量にかいた時は必要に応じて増やしましょう。
特に高齢者は喉の渇きを感じにくいこともあるのでこまめに水分補給を心掛けましょう。
熱中症予防のために適度の塩分を取り入れるといいでしょう。

しっかり寝ること
自律神経の乱れを整えるには睡眠が欠かせません。
毎日7~8時間程度の睡眠時間を確保しましょう。
夜間も上手にクーラーを活用しましょう。

湯船につかる
暑いのでシャワーで済ませがちですが、ぬるめの湯船につかってリラックスしましょう。

適度に運動をする
暑い夏を乗り切るには、汗をかいて体温調整をすることが大切です。
適度な運動により汗をかく習慣を取り戻すことができ、体温調整機能が改善します。

夏バテ予防~食事~
冷たい食べ物や飲み物を取りすぎない
冷奴やそうめん、サラダなど冷たい食べ物を食べた後は、温かい飲み物を飲んで胃腸を温めるようにしましょう。
体を冷やす作用のある食べ物(ナスやキュウリ、トマト等の夏野菜や葉物野菜)は加熱調理をするのも良いでしょう。

1日3食しっかり食べよう
朝食を食べることで、体を活動モードにするスイッチが入り、水分補給にも繋がります。

バランスの良い食事を
暑いと食欲が出ずにそうめんなどの麺類や菓子パンなどで食事をすませがちです。
糖質だけでなく、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルがとれるバランスの良い食事を心掛けましょう。

ビタミンB1
夏バテには、疲労回復に役立つ「ビタミンB1」がオススメです。
豚肉や玄米、うなぎ、そばなどに多く含まれます。
さらにネギやニンニクに含まれるアリシンと一緒に食べると、吸収力が上がります。

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残暑が厳しいと言われています。体調を整え、体の抵抗力をつけることで、暑い季節を元気に乗り切りましょう!!

新型コロナウイルス感染症の予防対策にも引き続きご協力よろしくお願い致します。

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以上、桃山ナースからでした