食について考える/秋の味覚から

こんにちは
洛和デイセンター右京山ノ内の運動面を担当する理学療法士のMikaです

9月に入り、徐々に秋の気配を感じるこのごろ。
皆さんいかがお過ごしでしょうか

当施設では、食欲の秋を感じさせるメニューが増えてきています
今月の行事メニューのひとつのご紹介です。
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お献立は、
#きのこ御飯
#さんまの塩焼き
#高野豆腐の煮物
#春雨の酢の物
#小松菜のお味噌汁 です

さんま!といえば、秋刀魚と漢字で表されるように、秋魚の代表格ですね

ですが、「小骨」が多いイメージ。
メニューを聞いて、「骨、大丈夫かな?」と聞き返される利用者さんも多いです

もちろん大丈夫です
ご安心ください。
小骨がきれいに取り除かれた魚を使用して調理されています。

咀嚼や嚥下機能の面で、食事形態変更をされる利用者さんもおられます。

今回の献立の場合、秋刀魚は、以下の写真のようになります

【一口大】
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【キザミ食】
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【とろみつきキザミ食(とろみは別添えもご用意できます)】
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副菜の高野豆腐の煮物も同じくです。

【一口大】
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【キザミ食】
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【とろみつきキザミ食(とろみは別添えもご用意できます)】
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彩のあるお野菜も、できるだけ同じ位置に飾らせていただいています。
せっかくの美味しいお料理も、刻んでしまうと何の食材か分かりにくくなります
召し上がっていただけるまで分からない、ということがないように、元々の食事形態を残すような配慮をさせていただいています。
もちろんお声掛けも

バランスのよい食事は摂りたいけれど、食事形態が気になる、という場合はお気軽にご相談いただければと思います
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厨房のスタッフさん。
いつも心を込めてお料理を作ってくれています

今回は、秋の味覚が味わえる献立とその食事形態のご紹介でしたが、ブログ記事を書くきっかけとなったのは、厚生労働省のホームページにある「在宅高齢者の口から食べる楽しみの支援の在り方に関する調査研究」という報告書。
とても分かりやすく興味深かったです

気になる方はぜひご覧になって下さい