「“来年4月”はまだまだ先の話」でもありません

文京区新特養及び在宅サービス開設準備室です。
現在、当準備室では、2017年4月の「洛和ヴィラ春日の郷(仮称)」の新規開設に向け、積極的に採用活動を行っています。
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「来年の4月? ずいぶん先の話ですね」と言われることもしょっちゅうですが、これにはいろいろな理由があります。
最も大きな理由は、やはり「新規開設の前に統一したケアが提供できるようスタッフの皆さんの意識とレベルを合わせていきたい」ということです。

たくさんの方と採用面接の場でお会いし、「就職先で、転職先で、職員によって指示が全く異なっていて、すごく戸惑いました。困りました」という声、本当によく聞きます。
介護職・看護職の皆さんは、日々利用者さま・患者さまと一番近いところで接していて、プレッシャーを感じがち。
それに加えて職員間のことでもストレスを感じてしまうと、やっぱり大変です。
私たちは、できる限りスムーズな意思疎通が取れる職場環境をつくっていきたいと考えています。

あとは、求職者の方の個々の事情も配慮して、仲間を迎えていきたいです。
例えば、転職活動をしている方にもいろいろな事情があって、「転職活動中だけれど、現在勤務している職場には退職の意向をまだ伝えていない」という方もいらっしゃいます。
そういう方は、「次に行く先が決まったら退職を伝えよう」と思って転職活動をされているのですが、いざ「辞めます」と伝えると、「そりゃ困る! 無責任なことを言うな」と引き止められ、「せめて○月までは残ってくれ」「業務引き継ぎを」「後任の育成を」と、なかなか辞められないという展開もあり得ます。

「○月に入職予定でしたが、●月まで現職が辞められなくなりました」というケースも、充分起こり得る話です。
「退職時期は、法的にあるいは就業規則に反してなければ、私の自由」と考えるのも間違いではありませんが、私たちは、「義理を果たしてきちんと辞めたい」「後に残す仲間に迷惑をかけたくない」という考えの人とこそ一緒に働きたいとも思います。

ですので、そんな方がいらっしゃったとしたら、「大丈夫です。ご入社時期は調整しますよ」「お待ちしています」と笑顔でお伝えしたいと思っています。
そう考えると、この時期からの採用活動開始は、決して早くありません。
もし、「今、転職しようかどうしようか悩んでいる」という方がいらっしゃいましたら、悩んだままで結構です。ぜひ一度、施設見学にお越しください。

悩むのも、決めるのも、施設見学をしてからで大丈夫です。

採用関係の記事の投稿が続きましたが、次回からは、採用以外の話題も投稿していきます!


↑ 洛和ヴィラ春日の郷(仮称)の現在の様子。まだまだ工事は初期段階です。