散歩から始める運動習慣

こんにちは!
洛和デイセンターイリオスです。
師走の時期となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

前回の記事「一番簡単な転倒予防!」の対策は
もうお済みでしょうか。
年末の大掃除がてら、まずはご自分のお部屋から
片付けることから始めてみて下さいね。

さて今回は、「歩くこと」のお話。
注意しながら歩くこと、何も考えずに自然に歩くこと、
買い物や通院など目的があって歩くことなど、
歩き方にはいろいろあります。

歩くことが好きな方も、そうでない方も、
身近に始められる散歩について知って頂ければと思います。

冬になると、なかなか外に出て何かをする、というのは難しいかと思いますが、
日中のお天気が良い時などに、
お散歩がてら、歩く機会を運動習慣として生活の中に取り入れることは、歩行能力の向上に繋がっていきます。

目安としては、週2日以上、15~20分くらいの散歩から始めて、30分以上(3000歩程)歩けるようになると、連続で歩く距離が増えたり、歩くのが速くなったり、歩幅が大きくなったり、と効果が期待できます。

ところで歩幅といえば、
成人の平均値はおおよそ70cmです。
3000歩を目安として歩くのであれば、
2.1kmの距離になります。

また、歩幅が50cmであれば、
同じ3000歩を歩いても1.5kmの距離となります。

単に歩幅を大きくとればいいという話ではなく、
もちろん安全にバランス良く歩けることが大切ですが、歩行距離が延長すると、必然的に歩行速度も速くなりますね。

買い物や通院の際に、少しでもラクに歩いて通えるように、日頃からこつこつと歩く練習はいかがでしょうか。

ただ、残念な情報となりますが、
散歩だけでは、バランス能力や足腰の筋力向上に繋がりませんので、合わせてバランス練習や筋力強化の運動が必要になります。

とはいっても、
身近で簡単に始められる運動の一つである散歩。
ご自分のペースで、無理のない範囲から始めてみられるのもよいと思います。

年末に近づくにつれ、気持ちも慌ただしくなってきますが、外気に触れて、心地よい程度の運動で、心身を労わりながら今年を締めくって下さいね。

221207-1

今年も1年間お世話になりありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。