設備の検討をしています<トイレ編>

こんにちは。洛和ヴィラ文京春日開設準備室です。
(当会の組織上はまだ「文京区新特養及び在宅サービス開設準備室」ですが、施設名も決まりましたし、今後はこれでいきます)

今回は、入所者さまのQOL(Quality of Life:生活の質)を考えるうえでもとっても大切な、トイレに関するお話です。
洛和ヴィラ文京春日の郷は、洛和ヴィラ南麻布と同様、入所者さまお一人おひとりが個室で生活をされる「個室ユニット型」の特別養護老人ホームです。
そのため、全ての居室に(当たり前ですが)トイレが設置されます。

トイレ一つをとっても、考えなければいけないことはたくさんあります。

  • どうすれば、入所者さまが使いやすくなるか。(例えば、居室からの導線、手すりの位置・高さ、トイレットペーパーホルダーの位置、コールボタンの位置など)
  • スタッフが介助するときに無理な体勢になることはないか。
  • 手洗い場(洗面台)との位置関係は大丈夫か。
  • おむつなどを置く場所はきちんと確保されているか。
  • トイレの操作盤は入所者さまにわかりやすいものになっているか。(洛和ヴィラ文京春日の郷のトイレは全てウォシュレットなので、操作盤が付くのです)
    などなど。

あれこれ考えても、図面だけではなかなかわからない!ということで、先日TOTO様の東京センターショールームへ行ってきました。
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ショールーム内では、実物のトイレでシミュレーションをすることができ、入所者さまの導線を想像しながら、センチ単位でトイレ内の配置を検討してきました。
おかげで、なんとかトイレの配置が無事決まりました。
TOTO様、どうもありがとうございました!

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↑ 洛和ヴィラ南麻布介護責任者の田原さん。厳しいチェックが入っています。


↑ 洛和ヴィラ春日定点観測写真。
ようやく2階部分に着手!
思わず「あ、ホントに木造だ…(洛和ヴィラ文京春日は耐火木造建築です)」