こんにちは、洛和デイセンター四条鉾町です。
11月7日(月)~8日(火)に、当デイセンターでは、紙芝居「ほこまち劇場」を開催いたしました。職員による手作り紙芝居です
この紙芝居は、もともと既製品があるのですが、「サイズが小さい」「文や台詞が簡素すぎる」「既製品では味気ない」と職員2人が言い出し、「それじゃあ自分たちで作ろうじゃないか」と既製品を見本に制作を始めました大判の厚紙にポスターカラーで絵を描き、文もアレンジ。台詞も書き足しましたBGMの挿入や演出も考え、とことん手作りにこだわった、この世に一つしかない紙芝居が出来上がりました
ご覧ください、絵も木枠の舞台も手作りです
このチラシも、そして拍子木も
さあ、手作り紙芝居「ほこまち劇場 『金色夜叉』 」の開演です。
利用者さま方は「うわっ、大きなダイヤモンドやな」「お! 寛一の登場や!」と次々に変わる絵に心魅かれておられるご様子
職員生演奏のアコーディオンやフルートでタイミング良くBGMが入ると、皆さんだんだん乗ってこられて会場の反応が、演じる職員にも伝わってきます
ところが、あの有名な「来年の今月今夜のこの月を…」のシーンになると会場が静まりかえりました。「ん?面白くないのか? 退屈なのだろうか?」と心配した職員が、演じながらおそるおそる会場を見ると、なんと皆さま、もうすっかり紙芝居の世界に入り込んでおられましたそのまなざしは、真剣そのもの。固唾を飲み込んでご覧になっていたのです
「待って、寛一さん!寛一さーん!!」お宮の悲しき叫びが会場全体に響き渡ると、すすり泣く声も聞こえます
アコーディオンの音がせつなく流れ、職員が「熱海の海岸に散歩する~」と歌い始めると、目頭を押さえる方が続出。
「上手で感動した!」「本物の劇場へ行って見るよりも、はるかに素晴らしい!」「懐かしくていろんなことを思い出した」と皆さま大喜びの大喝采2人の職員も安堵いたしました。さて、紙芝居で忘れてはならないのは…そう! お菓子ですね。その昔、公園で紙芝居を見ながら水あめやおせんべいを食べたとおっしゃる利用者さまも、たくさんおられます
という事で、紙芝居の後はなんと「お菓子バイキング!」
数ある種類のお菓子から5種類選択なんて豪華☆太っ腹☆
「あなた、どれにする?」「こっちもおいしそうやね」とコミュニケーションも広がり、皆さま楽しそうにお過ごしのご様子でした
当デイセンターでは、このように毎月楽しいイベントが盛りだくさん
12月はクリスマス会!あなたも洛和デイセンター四条鉾町で一緒に楽しいひとときをお過ごしになりませんか
075(343)1274