こんにちは、洛和デイセンターイリオスです
介護分野では「自立支援」という言葉がよく使われます。
そもそも、介護保険法の目的の一つが自立支援であると規定されています。
「何から何までお世話する」のが介護ではなく、今では介護サービスを利用する利用者さまに対して、自立した生活ができるように、その方に関わるケアマネジャーや事業者(看護師・介護職・リハビリ職など)がアプローチしていくことが望ましいとされています。
「自立支援」とは何なのでしょうか??(それぞれの立場で考えが違うところもある)
私はリハビリ職であることから、着替える、入浴動作、トイレ動作など日常の生活動作が1人でできることが「自立」だと思っていました。
自分の役割を果たせばいいとも思っていました。
…でも、それだけではいけないと思うようになりました。
利用者さまの身体機能や認知機能などさまざまなレベルから、場合によっては何から何まで介助を必要とすることがあります。
しかし、まだ体に残っている力がある、自分でできることがある、やる気もある、そんな人に対して何から何までやるのは逆に相手の身体機能や精神機能の低下を招きかねません
当デイセンターでは、利用者さまの身体機能を引き出し、前向きな思いなどをくみ取り、自分自身でできることはやっていただく
できないことは介護職員や介護者がサポートするということを意識しています。
時には「一緒にやりませんか?」と声をかけて、きっかけを作っていくこともします
このようにして、利用者さまの身体機能、認知機能の維持を図るとともに、「自分らしい生活を送ってもらう」ということが、当デイセンターの一つの自立支援の形です
次は、具体的に未来を考える機会になるように…。
お伝えできればいいなぁ~と思っています
いつでも当デイセンターにお越しください。
当デイセンターは、「医療と介護」「介護と地域」の架橋となる施設です
Byリハ子