山科歴史探訪 part2

いつもお世話になっております。洛和ヴィラアエルのスカイハイです。

今回は山科の歴史探訪の2回目ということで山科の名所、地名の一部ともなっている「勧修寺」を訪れました。
(前回の探訪はこちら)

やはり流石は山科の有名どころということもあり、利用者さんに勧修寺に行ったことを伝えると「あ~あそこね」と皆さんピンときたといった反応を頂き、この探訪の目的である利用者さんとの仲を深めるたに山科の事を知り、お話しすることができました。大変嬉しい限りです。

勧修寺についての詳細は大変長くなりますので簡単に…。

真言宗山階派大本山で醍醐天皇の勅願寺。
名前の「勧修寺」の由来は醍醐天皇の祖父にあたる藤原高藤の諡号(贈り名)をとったものです。

創建は諸説あるものの一般的には900年(昌泰3)となっています。

醍醐天皇の生母藤原胤子追善のため創建されたものであり、1470年(文明2)に兵火で焼失しましたが、江戸時代に徳川氏と皇室の援助で復興されました。

書院は重要文化財に、本堂や宸殿は京都市指定有形文化財に指定されており、院内の樹齢700年のハイビャクシンや、水戸光圀が寄贈した灯篭も大変貴重な歴史的財産として有名です。

(ちなみに正式な呼び名は「かじゅうじ」のようです通称や地名では馴染みのある「かんしゅうじ」と呼ぶそうですね)

私が行った日は天気も曇り空、季節の変わり目で草木も少し元気が無さそうななんともタイミングが悪かったかもしれませんが…。

静かな院内をぶらりぶらりとさせて頂き、大変穏やかな時間を過ごせました。

 

一部が工事中ということもあり、工事が終わったらまた天気の良い日を見つけて再訪したいですね。

私自身今回初めての勧修寺の訪問でしたが、もし同じようにまだ訪れたことが無い方はぜひ一度お訪ねください。

それでは、次回もお楽しみに。