いこか! あの街、あのお店

月刊おとまるくん8月号13ページ

ゆっくりと楽しめる京菓子
「京菓匠 鶴屋吉信」

一階店舗には季節の京菓子が並び、生菓子や干菓子、贈答用のお菓子などを買い求めるお客さんでにぎわいます。一方、二階には茶庭と茶室「游心」をしつらえたお休み処があり、外の喧噪(けんそう)から隔離されたような静かな時間が流れます。
茶室「游心」

茶室「游心」
まるで木漏れ日の中にいるような、
すがすがしい気分を味わえます。


二階の一角には数寄屋造りのカウンター席が設けられ、菓子職人が目の前で京菓子を作ってくれる「菓遊茶屋」があります。なめらかなへらさばきで形づくる「こなし」や、餡玉に繊細なそぼろあんを箸で付けていく「きんとん」などが、菓子職人の手によって、見る見るうちに出来上がります。京菓子になじみがない人はもちろん、京菓子をよく買い求める地元の人も一見の価値ありです。

「菓遊茶屋」
目の前で作る菓子職人の
手先の動きがはっきり見えます。

(アールプランニング 宮田)



「京菓匠 鶴屋吉信」

URL http://www.turuya.co.jp/