表紙の人

月刊おとまるくん3月号15ページ

洛和会丸太町病院 救急・総合診療科
医員 石田 恵梨 (いしだ えり)

学生時代のご友人で医師志望の方に触発され、医師になられた石田先生。仕事を始めてからは、患者さまの生死に触れることで、患者さまの人生にも触れることができる仕事だと実感されたとのこと。
撮影時には、「写真を撮られるのが苦手!」とおっしゃっていた石田先生ですが、いざ撮影になると、はきはきと対応してくださり、救急現場でも冷静にてきぱきと対応される先生の姿が目に浮かびました。

 

いこか! あの街、あのお店

月刊おとまるくん2月号13ページ

エコキャップ活動に情熱!
松本商会株式会社

リサイクル事業をされている「松本商会株式会社」さん。
エコキャップ推進協会の協力会社としてエコキャップ活動を始めた当初は、西日本で1カ所しかなく、瞬く間に受け入れ数が増え、なんと沖縄などの遠方からもキャップが送られてくることもあったとのこと。しかし、付着したシールや、プラスチックではないキャップ、ごみなどの異物を排除しなければならないという問題が発生。異物が混入してしまうと、出荷しても良い品質の商品になりません。特に、大きなトレーを作ると、歪んでしまったり、金型にうまく材料が流し込めなかったり・・・。
現在、エコキャップは、持ち込みのみの受け入れに変更していますが、近隣からだけでも、1カ月に3トンを超えています。地域の方々のエコキャップについての認知度の高さと協力姿勢、そして受け入れる松本商会株式会社さんのエコに対する情熱を強く感じました。

皆さんから届けられたペットボトルのキャップ



「松本商会株式会社」

URL http://www.pdr-matsusyou.com/

 

らくわの先生

月刊おとまるくん2月号12ページ

洛和会丸太町病院 シニア・レジデント1年次

前田 遥 (まえだ はるか)

出身地は香川県坂出市で、大阪、京都と生活の場を移してきたという前田先生。生まれ育った坂出市は「のんびり」、大学・前期研修時代を過ごした大阪は、いろんな人と出会うことができて「楽しい」。京都の印象はというと、都会なのに人が多過ぎないので「暮らしやすい」と答えていただきました。

 

表紙の人

月刊おとまるくん2月号15ページ

洛和会音羽病院 総合診療科
医員 金森 真紀 (かなもり まき)

昨年、NHKのテレビ番組「総合診療医 ドクターG」に指導医役として出演された金森真紀先生。出演後、研修で不在のため外来担当を2カ月ほどお休みされていたそうですが、外来を再開すると、番組を見られた方からの予約で埋まってしまっていたそうです。「テレビの影響力を実感しました」と金森先生は笑顔でお話しくださいました。
番組内で「患者さまが訴えられた症状には、その方の生活習慣・生活環境が深く関係しているから、症状だけではなく、患者さま自身を知ろうとすることが大切」と熱く語られていた金森先生。撮影時もインタビュアーが元気になれるほど、エネルギッシュで、笑顔がまぶしい先生でした。

 

いこか! あの街、あのお店

月刊おとまるくん1月号13ページ

御香宮神社

宮司の三木 善則さん



JR桃山駅の近くにある御香宮神社の宮司 三木 善則(そうぎ よしのり)さんにお話をお聞きしているなかで、伏見という町の特異性が見えてきました。伏見の歴史をつくったのは、京都の中心部からは少し離れた地理によって生み出された、一味違った文化やユニークな人たちです。

古くから伏見は、大阪と京都を結ぶ宇治川や桂川、また、京都の中心地から続く伏見街道、奈良に続く大和街道などが町を横切る交通の要所でした。そのため、いろんな場所から来た人たちが伏見の町に住み、独自の文化を育みました。
伏見の酒蔵はその代表で、交通の要所だったが故に栄えたものです。当時から、伏見のおいしい水は有名でしたし、いろいろな場所から集まる酒米や、冬に遠くから出稼ぎに来る蔵人など、伏見という場所の利便性を生かして酒造りを行い、酒といえば伏見といわれるほどになりました。

伏見の七名水の一つで
「石井の御香水」
として知られています



長年、伏見文化のなかで人々に支えられてきた御香宮神社は、実は大変な歴史をくぐり抜けてきたそうです。時の権力者によって神社を移築されたり、戻されたり。時には戦いで神社内に屯所が置かれるなどの経験をしてきました。地の利を生かし、柔軟な発想で魅力的な商品を生み出してきた伏見の人々だからこそ、時代の大きなうねりに負けず、神社を支えることができたのではないでしょうか。今後もそんな地元の人に見守られながら、時を刻んでいくに違いありません。

たくさんの酒樽が奉納されています



「御香宮神社」

URL http://www.kyoto.zaq.ne.jp/gokounomiya/

 

らくわの先生

月刊おとまるくん1月号12ページ

洛和会音羽病院 外科
医員 宮前 伸啓 (みやまえ のぶひろ)

子どものころは、自然の少ない大阪に住んでおられ、和歌山に帰省して、川遊びをするのが楽しみだったとのこと。
大きな石を持って、川底を歩いたり・・・と、結構ワイルドな遊びをされていたそうです。そのころから自然を楽しむのが好きだったんですね。
今でも琵琶湖で泳いだり、カヤックに乗ったりして、アクティビティーを楽しんでおられるそうです。

 

今月の症候学の先生

月刊おとまるくん1月号15ページ

洛和会音羽病院 総合診療科 感染症科 兼務
部長 神谷 亨 (かみや とおる)

神谷亨先生は、総合診療科と感染症科の部長を兼任されています。
院内感染制御にも力を入れておられ、職員の院内感染予防の意識を高めるために独自のキャラクターを発案するなど、熱心な取り組みをされています。
「感染予防の第一歩は手洗いから」とのことです!

 

 

 

手洗い推進キャラクター、
アライグマのポンピーくんとシャボンちゃん
(名前は職員の公募で決まりました)

 

いこか! あの街、あのお店

月刊おとまるくん12月号13ページ

京都三条会商店街

京都三条会商店街は京都の西の中心部に位置し、堀川通から千本通の間の約800mにおよそ180店が軒を並べています。
「180店舗それぞれに社長がいます」と京都三条会商店街振興組合の理事長 上田 照雄(うえだ てるお)さん。「自分の店の利益だけを求めるだけでは、商店街は成り立たちません。私は、この商店街で同じ夢をもてる人に集まっていただいて、より大きな力で地域を良くしていきたい。そして、地域の方に愛していただける商店街になりたい」と語ってくださいました。

以前、人工降雪機で雪を降らせるイベントを行ったことがあると上田さん。かまくらをつくったり、そりで滑ったり、子どもたちに大人気だったそうです。
子どもたちの夢と、大人たちの想いが雪となって、空からきらきら舞い降りる風景が目に浮かびました。

 

らくわの先生

月刊おとまるくん12月号12ページ

洛和会丸太町病院 シニア・レジデント1年次
西口 潤 (にしぐち めぐみ)

子どものころの夢はスチュワーデスだったという西口先生。旅行が大好きで、韓国、香港、オーストラリア、アメリカなどの海外で、文化の違いを満喫したそうです。

 

表紙の人

月刊おとまるくん12月号15ページ

洛和会音羽病院 皮膚科
部長 近藤 摂子 (こんどう せつこ)

かゆみを伴う線状紅斑(線状の赤み)ができていた患者さまに「この2、3日の間に、焼肉を食べましたか?」と確認すると、「なんでわかったんですか?!」と驚かれたことがあると近藤先生。これは、加熱が十分でないシイタケを食べると発症することがある「シイタケ皮膚炎」を疑ったときのエピソードだそうです。
また、水虫になる女性が増えた要因を伺ったところ、以前より女性の働く時間が長くなったことに伴い、靴を履いている時間も長くなったことが一因であると教えてくださいました。

そのお話を伺って、食べ物や生活スタイルが反映される皮膚は、その人自身を映し出す鏡なんだなぁと実感しました。