カテゴリー別アーカイブ: 洛和デイセンターリハビリテーション音羽

脳トレプリント

こんにちは。 洛和デイセンターリハビリテーション音羽です。

 

過ごしやすい季節になってきていますが、朝晩は肌寒かったり、日中は暑かったりと体温調整が難しいですね。体調管理には十分に注意して下さい。

さて、ご利用されている利用者様の皆さんのニーズとして、一つ目に「運動・リハビリ」。

二つ目に「認知症予防」をよくお聞きします。当デイセンターでは「認知症予防」として、

 

「脳トレプリント」と「コグニサイズ」を提供しています。今回は「脳トレプリント」について書かせて頂きます。

毎日職員が入れ替わり脳トレプリントを作成しておりますが、下の問題がある日の一例。

問題 食べ物の名前です。読みを答えて下さい。

  • 海参  ・・・・・・・・・・・  正解は、「いりこ」でした。
  • 塩汁  ・・・・・・・・・・・  正解は、「しょっつる」でした。

問題 ひらがな計算を問いて下さい。

  • じゅうにたすじゅうきゅうは?   ・・・・・・・・・・・ 正解は、「31」でした。
  • さんじゅうごたすじゅうはちは? ・・・・・・・・・・・ 正解は、「53」でした。

難読漢字の読み(時には書き…)問題、計算問題や数字を使った問題、間違い探し問題、地理問題などなど。

最近はご利用者様から「この問題は〇〇くん(〇〇さ)が作ったやろ?」と、出題傾向を掴んでこられているご利用者の声も聞かれます。

ご利用者様同士で話しながら「あぁでもない、こうでもない」と考える方もいらっしゃれば、
お一人で黙々と考える方もおられ、人それぞれで取り組んで頂いています。

最近では、伝家の宝刀「スマートフォン」を用いて、どうしても答えを知りたい・答えたい方も現れています?!

時代ですね~(笑)

一人ひとり一生懸命考えて頭を使い、皆さんで一緒に答え合わせをした時の歓声が、職員一同大変気持ちいい瞬間です。

これからも一生懸命考えて問題作りを行っていきます。ご興味がある方は、一度当施設の体験利用をお気軽にお問い合わせ下さい。楽しいこと間違いなし!!

お待ちしておりま~す!

By  T_T

栄養と食事について

こんにちは(^^)/ 洛和デイセンターリハビリテーション音羽です。

今回はリハビリを実施していく上で、欠かすことの出来ない栄養と食事について書かせていただきます。

現在、高齢者の3人に1人が低栄養であると言われています。低栄養とは・・・健康を維持する上で必要なエネルギーやタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が不足した状態の事を言います。高齢になると、上手に食べ物を食べる事が出来なくなったり、栄養や水分を十分に摂れなくなったりする事で、低栄養になるリスクが高まると言われています。

低栄養に特徴的な症状としては・・・
・体重減少、筋肉量の減少、下肢や腹部の浮腫、褥瘡、免疫力の低下、骨折が起こりやすくなる
・運動能力の低下、低血糖などによる意識障害
が挙げられます。

食事と運動は常にセットであり、朝、昼、夕、と3食摂取する事で生活リズムが整えられるとも言われています。そのため、偏った食事をするのではなく、色々な品目の食品を摂取する事が大切であると言われています。

当施設では、インボディという体成分分析装置を設置しています。
体の中の体水分、タンパク質、ミネラル、体脂肪を定量的に分析し栄養状態に問題がないか、体が浮腫んでないか、体はバランスよく発達しているかなど、人体成分の過不足を評価することが出来る装置です。

写真は当施設でのインボディ測定時の場面とインボディ結果の用紙です。
このように色々な体の中の評価をする事が出来ます。当施設では3ヶ月に1度のペースで利用者さんにインボディを使って頂き、結果に基づいたアドバイスをさせて頂いています。

これから暖かくなる時期に入り、身体を動かしやすい絶好の季節です。当施設では体験利用なども可能ですので、気軽にお問い合わせください。

By  Tと羊さん

いよいよ春到来!!

皆さまこんにちは
洛和デイセンターリハビリテーション音羽です

3月も初旬に入り、段々と温かく動きやすい季節になりましたね
皆さまは体調にお変わりなく過ごせていますか?

当施設の利用者さんは、コロナ感染対策を十分に行った環境において、
体力づくりを兼ねた運動に励まれております

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ここで、マシンでの運動の一部をご紹介させていただきます

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こちらの「レッグプレス」では、下肢筋力を中心に鍛えていき、
特に必要な歩く動作、立ち上りや座る動作の日常生活に必要な筋力を、
効率よく鍛えられます

余談ですが、年齢と共に段々と動く量が少なくなり、
どうしても筋力低下に繋がり易くなります
心臓から遠いこともあり、必然的に筋力に栄養が行きにくく、
筋力低下が起こり易いと言われております

一般的な統計ですが、主婦の方で一日の立ち座りを何と約200回

意外と多いですね~(笑)
皆さまはいかがですか

運動不足を解消したい
専門的知識のもと運動の指導を受けたい
と言う方はぜひ当施設へご連絡下さい

機能訓練士が4人在籍しており、
皆さまの個性にあった運動プログラムの提供を行っております
(理学療法士3名、柔道整復師1名)。

お気軽に皆さまのご利用をお待ちしております~

byイロイトの子

寒い季節に発症しやすい病気

皆さんおはようございます。こんにちは。こんばんは。
洛和デイセンターリハビリテーション音羽です

突然ですが皆さん、昔から「1年で1番寒くなる時期」と言われている日をご存じですか?
実は毎年1月20日から節分までが1年で最も寒いと言われており、
暦上では「大寒」と呼ぶそうです
今年は例年以上に気温が低く、降雪の日が多いので今年の「大寒」は正真正銘「1年で1番寒くなる時期」になりそうです

そんな寒い季節に発症しやすいと言われている病気が「虚血性心疾患」と「脳卒中」と「路面凍結に伴う転倒」です

下の図は月別の心疾患発症数を表したグラフ図です。
脳卒中に関しても類似性のある結果となっています。

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引用先:厚生労働省

その中でも「虚血性心疾患」と「脳卒中」に対して今からでもすぐに実行出来る対策についてご紹介します

寒くなると血管が収縮して血圧が上がります
それだけではなく、この時期は「外」と「中」との温度差が最も激しくなるため、
脳や心臓に栄養を送り届ける血管(とても細い血管)の血流が途切れやすいかつ破れやすいです。
特に糖尿病や脂質異常症、高血圧などの動脈硬化を進める病気をお持ちの方、
加えてタバコを吸う方は元々血管の壁が脆くなっていますので要注意です

ではどうすれば発症する可能性を抑えることが出来るのか。
それは「極力心臓及び細い血管への負担を減らすこと」です。
具体的な対策としては、部屋から外に出る際は出発の10分前から上着を羽織り、
首周りにマフラーを巻いて体温を下げないようにすることです

また、反対に寒いところから急激に暖かいところに行く時(例:お風呂に入る時)もしっかり体をその温度に慣らしてから移動するように気をつけましょう

そしてもう一つは寒いからこそ「体を動かすこと」です
体を動かすことで全身の筋肉が動くので血液が温まります。
その血液が全身を巡ることで体が温かくなり、さらには凝り固まった筋肉が解れていきます。
座りながらでも結構ですので是非やってみましょう

紹介する運動は「座りながら歩く練習」です

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上図のように両腕を振りながら足踏みを行う運動は実際に歩く練習と同等の効果があると言われています。
全身運動ですので体も温まります

しばらく寒い時期が続きますので少しでも家で体を動かして寒さを吹き飛ばしましょう

当施設ではこのような生活上での注意点や動作指導、運動方法の提案などを一人一人にあった方法や伝え方でお教えしています

何かお困りごとや生活上での相談事などあれば気軽にご相談下さい

それでは失礼致します

byボロロン

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます
洛和デイセンターリハビリテーション音羽です

皆さん、どんなお正月を過ごされましたか?

美味しいものを食べ過ぎて体重が増えてしまった方いませんか?
また、コロナ禍でなかなか遠くの家族に会えない、寒いし出たくないなど、ご自宅で過ごす方が多かったのではないでしょうか?

私は正月は毎年、子どもと体を動かしています
散歩をしたり、野球をしたり、走りを競争したりしています(毎年筋肉痛からスタートします)笑

皆さん、身体がなまっていないでしょうか?

当施設では、毎日運動をする前にラジオ体操からスタートします
NHKのテレビでも毎日やっていますよね。
ラジオ体操は昔から行われており、小さい頃一度は必ず皆さんもやった事がある体操だと思います。

ラジオ体操、実はすごい優れた体操なんです

ラジオ体操第一は13の動きにより構成されており、一つ一つが健康増進のために計算しつくされた動きであると言われています
正確に行えば美しいからだのライン作りに役立ちます

では1例挙げてみたいと思います。
3番目の運動です
こんな人にお勧めです
・背中のお肉が気になる方
・肩こりの方
・肩ががっしりとしている方

かかとをつけて立ちましょう
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手を軽く握って腕を身体の前で交差させ、かかとを下ろして立ちます。

肩甲骨からしっかりと回しましょう
ゆっくりと肋骨を引き上げる
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腕をその回しに大きく円を描くように振り上げる

素早く、肘を伸ばしながらまわす
身体をそらさないように
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回した腕を肩の高さまで上げたら、今度は内回し振り下ろす

猫背で行うと、背中の筋肉が刺激されずに効果が半減されてしまうので、出来るだけ姿勢よく行いましょう

肩の動きは肩関節だけでなく、背中にある肩甲骨を一緒に動かして成り立ちます。
年齢とともに、姿勢が悪くなったりすることで肩甲骨も動きにくくなりますので、大きく動かす事が大事になります

このように1つの体操をしっかりと正しく行うことで効果が見られますので、皆さんぜひ行ってみてください

今年も楽しく運動をしていきましょう
よろしくお願いします

Byばしこ