京都の入り口ってどこ?<歴史編>
~「御土居」シリーズ その2~
月刊おとまるくん11月号13ページ
(⇒「御土居」シリーズ その1はこちら)御土居が造られた1591(天正19)年、各街道へと続いていた京の七口は、「鞍馬口」「大原口」「荒神口」「粟田口」「五条口」「竹田口」「東寺口」「丹波口」「長坂口」の9つで、関所が設けられた京都の玄関口でした。
今は当時の「京」よりも町は大きくなり、郊外にいくつもの人口集積地ができました。しかし、いまだに京の七口は、鉄道駅や通り、交差点などに名前が数多く残っており、交通の要所の地位を守っています。町の姿は大きく変わったように見えますが、実は連綿と引き継がれた歴史のうえにあることを実感しました。
(アールプランニング 宮田)